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「遺体も遺骨も遺品も何もない」4歳で被爆の女性 亡くなった祖父思い、平和への訴え「日本は核兵器の残酷さを世界に伝える義務と責任を持っている」 広島の原爆投下から81年

爆心地から2キロの自宅で被爆した今井和子さん(85)

広島に原爆が投下されて8月6日で81年。核兵器の廃絶を訴える集会が開かれ、4歳で被爆し家族を失った女性が自らの体験と平和への思いを訴えました。

原爆が投下された午前8時15分、「原水爆禁止県協議会」が長野市で開いた集会で約50人が黙とうを捧げました。

81年前、広島の爆心地から2kmキロの自宅で被爆した長野市の今井和子さん(85)が当時の体験を語りました。

今井和子さん:
「空全体がピカッと光った。ドーンと下から突き上げるような地響き、ものすごい風が巻き起こって何かを吹き飛ばしている。でも真っ暗で何も見えなかった。短い時間に核兵器というものは16万人の命を奪い、広島を焼けただれた街にしてしまう」

今井さんは原爆で亡くなった祖父を思い、世界平和を訴えました。

今井和子さん:
「祖父は遺体も遺骨も遺品も何もない行方不明者です。わが家の悲しいできごとに終らず戦争の愚かさ、核兵器の残酷さを提示している。被爆国日本は核兵器の残酷さを、世界に伝える義務と責任を持っています。これからも一緒に世界平和のために頑張っていきましょう」

集会では、「核兵器・原発・戦争のない平和な社会のため行動を続ける」アピールを採択しました。

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長野放送ニュース

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