
非常持ち出し品の「衣替え」を
熊本地震を受け、改めて専門家に地震への備えを聞きました。厳しい暑さの中、停電や断水が発生しており、真夏の暑さ対策も考える必要があると指摘します。
7月28日、熊本県で発生した最大震度7の地震。地震により各地で停電や断水が発生。給水活動も行われています。
今回の地震を受け、地域防災が専門の松本大学・入江さやか教授は―。
地域防災専門 松本大学・入江さやか教授:
「今回の熊本県の地震は信州にとってまったくひとごとではない」
入江教授は「家具の固定」や「住宅耐震の強化」「防災グッズの準備」など、改めて基本的な備えの見直しが必要だと指摘します。
また今回の地震は厳しい暑さの中で、停電や断水が発生していることから―。
地域防災専門 松本大学・入江さやか教授:
「真夏には最近大きな地震が起きていないので、暑さ対策がこれまで見落とされてきていた。これをきっかけに、真夏の避難、真夏に停電したり水が出なかったときに困らないようにすることを考えなければならない」
ではどんなものを用意する必要があるのか―。
地域防災専門 松本大学・入江さやか教授:
「電気を使わずに体を冷やせるものを、非常持ち出し品の中に入れておいてほしい」
経口補水液や塩分がとれるもの、電気を使わない「冷却グッズ」、また通気性の良い服や日差しをさけられる帽子や傘などを備えておくとよいといいます。
また、断水が続くと、トイレに行くことを控え水分や食事をとらないケースもあり、これが熱中症につながることも。非常用トイレを普段よりも多めに備えることも大切だといいます。
地域防災専門 松本大学・入江さやか教授:
「災害の時の非常持ち出し品も『衣替え』しましょう。冬に必要なものと夏に必要なものと。いつこうした地震が自分の住んでいる所で起きても大丈夫なように今回の状況をみながら備えてほしい」

