
大型冷風機
年々、夏の暑さが厳しくなる中、松本市(長野県)は、市内全ての公立小中学校の体育館に、大型冷風機を設置しました。子供たちの熱中症を防ぎ、快適な空間をつくるための取り組みです。
15日午前9時、松本市の島内小学校のグラウンドに集まった全校児童。
ドローンを使った学校の創立140周年記念の全校写真の撮影です。
朝から強い日差しが降り注ぎ、撮影で使う画用紙を日よけにする児童も。
児童:
「暑い」
グラウンドでの撮影の後は、体育館でクラスごとの撮影。
すると、体育館のすみに置かれた大きな機械の前に児童たちが近寄っていました。
児童たち:
「涼しい!」
7月、市が設置した大型冷風機です。
タンクの水を冷却フィルターに通し、水が蒸発する際の気化熱を利用して周辺の空気を冷やす仕組みです。
(記者リポート)
「冷風機から約20mほど離れた距離にいますが、しっかりと冷たい風を感じます。これなら全校児童が集まっても、全員に冷気がいきわたりそうです」

大型冷風機に集まる児童たち
児童はー。
児童:
「大きいから風が遠くまで来るし、近くだとめっちゃ涼しい」
「冷えてて気持ちいいと思える体育館になった」
「ここまで(風が)届くんだなって(前は)広いサウナ状態。今は快適」
松本市は、子供たちの熱中症対策として、約1億3000万円をかけ、7月、公立小中学校43校の体育館などに大型冷風機を設置しました。
学校では、体育の授業や集会の時などに冷風機を使用し、熱中症を防ぎたいとしています。
島内小学校・小松幹校長:
「熱中症指数によっては、体育館使用禁止というときもあった。子供たちが汗をかく場面をできるだけ少なくしていきたい」

