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カンヌ受賞・映画「急に具合が悪くなる」 がんと闘い42歳で逝った哲学者と人類学者の往復書簡に宿る“魂” 「ここまで来たよ」原作者が語る思い 「きれいなことも起こる世界」伝えたい

■地元で上映広がる「生きるヒント」

長野相生座・ロキシー(長野市)

映画は県内5カ所で上映しています。
(※7月21日現在)

磯野さんが安曇野市出身の縁で、急きょ上映する映画館も出てくるなど、盛り上がりを見せています。

映画を見た人:
「自分が立ち止まって考える機会をくれる映画」
「人と人とのつながり。これからの生き方にヒントを与えてくれた」
「死を考えるって生きることを考えることと直結してるって感じさせられた」

■「42歳で終わった残りを引き継ぐ」

磯野さんの研究室に飾られた宮野さんの写真

東京科学大学内にある磯野さんの研究室。

宮野さんが大切にしていたぬいぐるみや、宮野さんの写真が飾られていました。

宮野さんが最後の教壇に立った時の写真も―。

磯野真穂さん:
「宮野さんは道半ばで研究者、哲学者としての人生が終わって。私は大学の職に就いているので、その意味でも宮野さんが42歳で終わってしまった残りの分まで引き継ぐっていったら変ですけど、(これからも)やるべきことをやれたらとは思ってます」

■「きれいなことも起こる世界」

インタビューに応じる磯野さん

映画を通して伝えたいことは―。

磯野真穂さん:
「この映画は映像もストーリーもきれいで、見る人にとってはきれい事と捉えられるかもしれません。でも、きれいなことがたまにあった世界の方が幸せじゃないですか。映画も原作も、世界にたまに起こるきれいな瞬間を描いているので、きれい事だよ、ではなく、きれいじゃないこともたくさんある社会だけど、こういうきれいなことも起こる世界に私たちは住んでいるし、そういうことを起こせる一人でありたいし、あれるよねと思ってもらえたらうれしい」

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長野放送ニュース

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