■急な返納はリスク…段階的に減らす

「安全運転寿命の延伸」についての説明
2つ目が「運転を自粛すること」。
すぐに免許を返納するのではなく、市街地や混んでいる道を避け運転しやすい道を選んだり、運転時間を減らしたり、目的地を限定するなど、段階的に運転を減らすという考えです。
真田自動車学校 指導員・宮下卓也さん:
「運転を急にやめてしまうと、認知症になりやすくなったり、要介護度がつきやすくなったり。一気に返納することはリスクがあるので、段階的に(運転の機会を)減らしてほしい。この2ステップを繰り返すと、安全運転寿命の延伸につながる可能性がある」
また、免許を持っている段階で、車の代わりになる「足」、たとえば家族に頼ることや、自転車やバスの利用などを試しておくことが大事だといいます。
■引き出し増やし「納得した返納を」

~私らしい~運転の続け方・やめ方講座(6月28日、長野県東御市・中央公民館)
参加者は―。
運転は毎日(80歳):
「私に限って(大丈夫)というのはやめないと、と思った。乗り合いタクシーを充実してもらい、それに乗るしかない。(講座を通して)少し明日の不安がなくなった」
運転は毎日(76歳):
「(代替の移動手段を)いろいろ検討しても不便、できる限りはいつまでも運転したいけど、自分でよく見つめ直すこと、実際いつまで運転できるか考えていかないと」
真田自動車学校 指導員・宮下卓也さん:
「免許を持っている時点でいろいろな移動方法を試してみることによって、返納後のシミュレーションができる。こうやって引き出しを増やしていけばいくほど、返納後も生き生きと生活できる可能性が出る。同じ返納でも『納得した返納』につながりやすい」

