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夫に先立たれ…75歳現役保育士“いっちゃん”が駄菓子店オープン 小学生「おまけしてくれるし、面白い」 営利目的は一切なし「かっこいいことは言えない、自分のため」“生きがい”にもつながる「憩いの場」

■あだ名は「いっちゃん」

「いっちゃん」と呼ばれ笑顔を見せる高橋市子さん

店の周辺は住宅街。近くに大きな公園はあるものの、駄菓子店や商店などはなく、子どもたちが集まれる場所は多くありません。

小学生:
「引き分け!やった!引き分けだからもう一個もらうね」

店の評判は口コミで広がり、オープン1週間で店の中は子どもたちの楽しげな声が響くようになりました。

高橋市子さん:
「私の名前何?と言うから高橋市子ですって言ったら“いっちゃん”でいいって(笑)。こんなおばあちゃんのこと“いっちゃん”だって」

すでに「あだ名」もつけられ、子どもたちとも仲良くなっています。

6年生:
「おまけしてくれたり優しいし、面白いです。友達とたまり場になれるし、お茶ができて楽しい」
「駄菓子とかがおいしくて、暑い時も遊べるのがうれしい」

■大人も懐かしむ憩いの場

子どもたちとも仲良しの高橋さん

店の真ん中にはテーブルと椅子を置き、宿題をやったりゲームで遊んだりするスペースにしました。子どもにとっては、友達と楽しむ場所に―。

大人は、小さい頃を懐かしむ場になっています。

保護者:
「私も小さい頃は小学校の近くに駄菓子屋あって行ったりしたので、こういう所があると、ゆとりになるというか、大変いいと思う」
「すぐなじめそうな感じのお店で、店のお母さんもとても温かい感じで常連になりそう」
「これだけウェルカムな感じで子どもたちを迎えてくれるので、そこにいるならという安心感は、親として持てるかなと思います」

■店は自身の「生きがい」に

子どもと話す高橋市子さん

2年前に夫に先立たれた高橋さん。店は「生きがい」につながっています。

高橋市子さん:
「さみしいですよね。1人で夜になり天井見たりすると、話す人もいないし、そんな私の癒やしの場でもあります。かっこいいことは言えない、自分のためです」

お茶を飲むのは無料。保育士の経験を生かし、子育ての悩み相談などにも応じます。運営資金は利用者の善意の寄付に頼っていて、寄付が集まれば、子ども向けのイベントなども企画したいとしています。

大人も子どもも、誰でも気軽に立ち寄れる憩いの場に―。営業は当面、水曜日と土日の週3日。午前10時から午後6時まで、オープンしています。

Yummy・高橋市子さん:
「よその家に行ってお茶を飲むというと気遣いもするだろうから、そういう場所にしていただければ、ここを。気楽に利用してもらって、みんなが喜ぶ顔を見られたらいいかなと思っています」

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長野放送ニュース

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