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マダニによる「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS) 関西在住の60代男性に陽性を確認 現在も入院中 長野市内の医療機関から届出 長野県内で初 県外で感染か

フタトゲチダニ 提供:国立感染症研究所昆虫医科学部

長野市保健所は、病原体を保有するマダニにかまれることで発症する「重症熱性血小板減少症候群」(SFTS)の発生届が長野市内の医療機関から提出されたと発表しました。県内で初めての届出で、市が注意を呼びかけています。

SFTSの陽性が確認されたのは、関西在住の60代男性です。

市保健所によりますと、男性は5月24日、頭痛、発熱、発疹、下痢、意識障害の症状を訴え、29日、県外から長野市を訪れ、体調不良により、市内の医療機関を受診し、入院しました。

男性は現在も入院中で治療を受けています。

6月1日、長野市環境衛生試験所で検査を行い、SFTS陽性と判明しました。

市保健所によりますと、男性は市内で山や草むらを歩くなどの行動歴がなかったことなどから、県外で感染したと推定されるとしています。現時点で感染経路は不明だということです。

市保健所によりますと、SFTS陽性の届出は県内で初めてだということです。

SFTS は、主にSFTS ウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。そのため、マダニの活動が盛んになる春から秋にかけて患者が多く発生するということです。

今後、さらに、屋外活動が盛んになることから、市は注意を呼びかけています。

フタトゲチダニ 提供:国立感染症研究所昆虫医科学部

■重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の特徴 長野市保健所より
・潜伏期間は、6日~2週間程度です。
・主な症状は発熱、倦怠感、頭痛、消化器症状(嘔気、嘔吐、腹痛、下痢、下血)
であり、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血症状などを伴うこともあります。
・血液所見では、血小板減少、白血球減少、血清酵素の上昇が認められます。
・致命率は10~30パーセント程度です。
・発症しているヒトの血液・体液に直接触れることで「二次感染」が起こる
可能性があります(空気感染は基本的に想定されていません)。
・SFTS ウイルスに感染・発病したネコやイヌから感染する事例も報告されている
ことから、体調不良の原因が明らかでないペットとの接触にも注意をしましょう。

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長野放送ニュース

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