
上社の御用材の候補となる木を選ぶ「仮見立て」
再来年(2028年)に行われる「諏訪大社御柱祭」に向けて準備が進んでいます。5月18日は上社の御用材の候補となる木を選ぶ「仮見立て」が行われました。
長野県伊那市の山林で行われたのは、再来年(2028年)の御柱祭に向け、上社の本宮と前宮に建てる御用材の候補となる木を選ぶ「仮見立て」です。
御柱祭では、上社で8本、下社で8本の御用材を選び、下社の仮見立ては、すでに2025年5月に行われています。
上社は、前回(2022年)茅野市の社有林から御用材を調達しましたが、倒木被害やシカの食害などの影響もあり、今回は見送りました。
そして選ばれたのが伊那市高遠町の私有林で、私有林からの調達は少なくとも明治以降、前例がなく、伊那市からの調達も初めてということです。
5月18日は氏子や宮司などの関係者約120人が参加。
候補となるモミの木の前に宮司が立ち、氏子に諮りました。
宮司:
「この候補木を『本宮一』の御柱と見立ててよろしいでしょうか」
氏子:
「異議なし」
5月18日は8本の候補となる木が選ばれ、氏子たちは木遣りで祝いました。
上社では今後、御用材を正式に決める「本見立て」が2027年行われます。
諏訪大社・村上益弘宮司:
「目通りのある素晴らしい木をご奉納していただくことになった。地域にしかないやり方、その地域の色合いというものをしっかり出しながら、ぜひ子や孫にもこの祭りをしっかり伝えていただきたい」

