■スタッフが工夫して指導

丸山ゆずきさん
一方、ベースの弟子・ゆずきさんにも見せ場があります。
♪「ケセラセラ」/Mrs.GREEN APPLE
楽団にちなんだ新曲のボーカルに挑戦。
ベース・ボーカル・丸山ゆずきさん(25):
「ファルセット(裏声)をキープしながら、がんばりたい」
大好きなテーマパークに行くために、貯金も頑張っています。
ベース・ボーカル・丸山ゆずきさん(25):
「(テーマパークが)好きなので、行くためにお金を貯めているので、毎日。今年はちょっとは行けないな」

ドラム・下垣駿さん(右)
障害の特性などに応じて、スタッフがパートや楽譜をアレンジし、工夫して指導しています。
集中力が高く物覚えの早いマリンバの鈴木克将さん(23)は、主旋律を引き立てる複雑なオブリガード(助奏)の演奏で曲を盛り上げます。
♪「地上の星」
マリンバ・鈴木克将さん(23):
「すごく難しい楽譜を渡されますが、パシっと決まると気持ちがいいです。マリンバがたのしいでーす!」
♪「ロッキーのテーマ」
ロッキーのテーマは楽団にとって定番ソング。
ドラム歴23年の下垣駿さん(33)が重厚なサウンドで支えます。
ドラム・下垣駿さん(33):
「ロッキーのテーマは、お母さんがどうしても聞きたい」
■個性豊かな進行に注目

キーボード・山下水緒さん(左)、大谷あきほさん(中)
2026年はメンバー全員が司会にも挑戦します。
キーボード・下平真子さん(21):
「クラシック音楽が大好きです。特にブラームスのシンフォニーがお気に入りです」「次の曲はYMCAです」
キーボード・山下水緒さん(42):
「私はラブライブが大好きで、いつもこんな声ですが、これでも一応、42歳であります。次の曲は『糸』よ」
自己紹介も踏まえた個性豊かな進行にも注目です。さらに楽器だけでなく、ダンスも披露します。手話も交えて、観客を飽きさせません。
大谷あきほさん(24):
「「前でやるので、お客さん全員と一緒にやりたい気持ちです」
橋本千恵子さん(32):
「手話もやるので、いろいろやっています。(観客が)喜ぶようにアピールしたいです
■「お客さん全員が笑顔に」

「楽団ケ・セラ」
定期演奏会は16曲中11曲が初挑戦。2026年度の活動の軸になる重要な機会です。
ギター・小沢佳典さん(23):
「いい演奏をつくり上げる、みんなで協力するっていう感じで。お客さん全員が笑顔になれるような演奏をしたいです」
楽団ケ・セラ音楽主任・岩崎純子さん:
「メンバーがまず音楽が好きであるということは大きいと思います。音楽なので一緒に始まって一緒に終わらなきゃいけないですよね。それは彼らにとってはすごく大変なこと。私たち以上にやっぱり絆を感じているんじゃないかな」
24年の歴史と挑戦を重ねる「楽団ケ・セラ」。定期演奏会を皮切りに、2026年も新境地を切り開きます。

