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「恩返しの演技」チア世界大会2位 円安、物価高で「渡航費1人70万円」保護者にのしかかかる負担…子供たちの夢を叶えるため“地域一丸”で資金集めに奔走 支援への感謝の思いを胸に快挙 長野・須坂市のチーム

■応援が頑張る力になった

アメリカへの出発を見送る関係者(提供:須坂コルツ)

こうした努力が実を結び、クラウドファンディングでは200万円余りを集めました。

また市内を中心に90の企業・団体から協賛金も集まり、世界大会への挑戦が現実のものとなりました。

穂刈優花コーチ:
「自分たちで目指すとは決めたものの、やはり現実的には厳しい部分があって、資金面でも皆さんに助けていただきましたし、応援の言葉がすごく頑張ろうという気持ちにさせていただいて、この挑戦、自分たちだけでやっているんじゃないというのが、頑張る力になったと思う」

■いつもと違う米国での本番

世界大会に出場(アメリカ・フロリダ州)提供:須坂コルツ

世界大会の「THE SUMMIT 2026」は、4月30日から2日間、アメリカのフロリダ州で行われました。

山下琉花キャプテン:
「いつもと違う会場で、いつもと違う環境と景色の中で、いつも通りの演技をするのは少し難しいなって感じました」

大垣奈央さん:
「アメリカで跳ねるマットが難しくて、あんまりやったことがなくて、リハーサルであんまりうまくいかなくて緊張しちゃったんですけど、応援してくれてる人がいっぱいいて、それを見て頑張ろうって思いました」

■課題を修正し決勝へ

セミファイナル(現地4月30日)提供:須坂コルツ

最初の戦いとなるセミファイナルには、世界中から集まった30チームが参加。

上位14チームによるファイナルラウンド進出を目指して演技しました。

結果は、3位通過。

翌日のファイナルに向け、すぐさま練習へ―。

プログラムの技の精度を見直しました。

山下琉花キャプテン:
「今まで国内大会でできてた部分が上がりきらなかったりしたので、結果発表が終わったすぐ後に練習して、ファイナルでは直せるようにしました」

■支援への恩返し 世界2位

記念撮影(提供:須坂コルツ)

迎えたファイナルラウンド。

セミファイナルで課題となった技の「静止」や「統一感」は見事に改善。

力を出し切りました。

結果は初出場で世界2位!

1位のチームとはわずか0.2ポイントの僅差でした。

山下琉花キャプテン:
「渡米費用とかの面ではどれだけ練習とかでスキルを磨いていっても、埋められる穴ではなかったと思うので、本当にありがとうございましたと伝えたいのと、支援してもらった分、しっかりとアメリカで18人で踊り切ってファイナル2位という結果をいただいたことで、少しは恩返しできたかなと思います」

■結成20年 次の舞台へ

須坂コルツ・スパークの練習

いまは7月に東京で行われる大会に向け、練習を重ねる須坂コルツ。

2006年のチーム結成から20年という節目に成し遂げた「世界2位」の快挙。

チームは6月、地元のイベントに参加し、応援への感謝の気持ちを込めて演技を披露する予定です。

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