
そば店 長野県大町市美麻
長野県大町市で最大震度5強を観測した地震から4月28日で10日です。床や壁にひびが入るなどの被害があったそば店は今も休業していますが、大型連休を迎えることもあり、4月30日からの再開を目指して準備を進めています。
大町市美麻にあるそば店です。
(記者リポート)
「地震から10日が経過しました。被害のあったこちらの店は、壁のタイルがはがれたまま。被害はそのままです」
店内はすっかり片付けられていましたが、店の床や壁には地震の爪痕が残ったままです。
10日前の4月18日午後1時20分ごろ、県北部を震源に発生した地震。
大町市美麻や長野市中条などで震度5強の揺れを観測しました。
地震の被害について、そば店に併設された資料館で取材をしていると―。
手打ちそば 美郷・種山千恵子さん:
「ほら、こんな感じ」
午後3時前にも大きな揺れが。
厨房にあった皿が割れたほか、床や壁にひびが入るなどの被害もありました。
地震以来、片付けに追われ、店は臨時休業を続けてきました。
手打ちそば 美郷・種山千恵子さん:
「障子が緩んでいて、職人さんが動かしてくれて戸が開いた」
地域住民などの手伝いもあり、厨房の整理など店内の片付けが進んだため、店は4月30日から営業を再開する予定です。
床や壁のひびは、営業をしながら修復していくということです。
手打ちそば 美郷・種山博茂さん:
「また大きな地震が来ないかと心配。寝ていても揺れると目が開いて、本当にこの地震の被害は大変だったな。県外から『そば食べに来たんだけど休み?』と連休に何とかして開けてやらないと」
大町市では、今回の地震で瓦の落下や壁のひびなど建物の被害が85件確認されています。
市では、4月22日から「罹災(りさい)証明」の申請を受け付けていて、4月27日までに16件の申請があったということです。
また、生活に支障が出ている住民を対象に、被害状況に応じて市独自の見舞金も支給する方針です。

