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妻「最高な夫だった」47歳で命落とす…ごみ収集車死亡ひき逃げ事件 「ウェットティッシュを購入して、タイヤに付着した血液をふき証拠隠滅」検察側は被告の男に拘禁刑3年求刑 弁護側は執行猶予付き判決求める

押収されたごみ収集車 

2025年12月に長野駅前で起きたごみ収集車による死亡ひき逃げ事件の裁判で、検察側は、被告の男に拘禁刑3年を求刑しました。弁護側は執行猶予付きの判決を求めています。

過失運転致死とひき逃げの罪に問われているのは、長野市の佐藤陽市被告(56)です。

起訴状などによりますと、佐藤被告は、2025年12月、長野駅前の路地で、運転していたごみ収集車をバックさせた際、横たわっていた男性(当時47)に気づかず、左後輪でひいて死亡させ、救護せずに立ち去ったとされています。

被告はこれまでの裁判で起訴内容を認めていました。

4月22日の裁判では、まず、死亡した男性の妻が証言台に立ち、「最高な男で、最高な夫で、最高な家族だった」と亡き夫をしのび、「少しでも重い処罰を望む」と述べました。

続いて、検察側は、「安全確認をしないまま車両を後退させた行為は、基本的注意義務に著しく違反している。事故の後、コンビニでウェットティッシュを購入し、タイヤに付着した血液をふき取り、証拠隠滅を図るなど、情状も悪い」などとして拘禁刑3年を求刑しました。

一方、弁護側は、「日の出前の暗い状況で道路に横たわっていた男性の発見は極めて困難だった」などとし、執行猶予付きの判決を求めました。

最後に、裁判官から「言いたいことはありますか?」と尋ねられると、佐藤被告は、「尊い命を奪ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。一生、この罪と向き合っていきます」などと話しました。

判決は5月18日に言い渡されます。

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長野放送ニュース

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