
長野東高校2年・川上南海選手
3月22日、長野県伊那市で行われる「春の高校伊那駅伝」。3年生が卒業し、新しいチームで走り出す春の大会。長野県勢の注目は、連覇がかかる「長野東」と、リベンジを目指す「佐久長聖」です。
■連覇へ 女王・長野東

長野東高校
3月22日に開催される、春の高校伊那駅伝。全国の強豪校を含め200チーム近くがエントリーし、2026年の戦力を占います。
(アナウンサー)
「女子の注目は2025年の全国高校駅伝で連覇を果たした長野東です。新体制で迎える伊那駅伝。2年連続3度目の優勝に向け練習に励んでいます」
この日は、長野市の河川敷コースで練習が行われていました。
アップダウンのある520メートルのサーキットコースでペースを維持して走る練習や、直線コースをトップスピードで走る練習など、汗を流していました。
■世代No.1 川上選手に注目

今井玲那選手(先頭)
新チームの中心は駒ヶ根市出身の2年生・川上南海選手。3000メートルの自己ベストは9分4秒と、世代ナンバーワンの呼び声が高い選手です。
長野東高校 2年・川上南海選手:
「『他校の選手の方々はもっときつい練習をしている』と思って、それに負けないようにという気持ちで走ることや、たくさんの方が応援してくれているので、それに応えたい気持ちで練習しています」
川上選手の注目度が上がったのが、2025年12月の全国高校駅伝。1区を任され、得意のスパートで前に飛び出し、区間賞の走りで首位でタスキをつなぎます。
長野東はその流れに乗り先頭をキープ。一度もトップを譲らず大会記録にあと4秒まで迫る好タイムで連覇を達成しました。
2年生の今井玲那選手も注目です。全国高校駅伝で5区を走り区間3位。実力を伸ばしています。
長野東高校 2年・今井玲那選手:
「単独走を得意としていて、強い選手たちと勝負をして、チームの優勝という目標に貢献できるような走りがしたいです」
■地域住民の支え「日本の宝」

コースの整備をするボランティア
活躍の陰には地域住民の応援も。
練習する長野市の河川敷コース。生徒たちが来る前に地域住民がボランティアでコース整備を行っています。
新保則夫さん(74):
「できるだけ水はけを良くしてあげたいから」
新保則夫さんは、選手たちの寮と同じ町内に住む74歳。練習環境を良くしてあげたいとの思いで、10年以上前からコースの整備をボランティアで続けています。
新保則夫さん:
「冬になれば雪かきもしますし、これからは草との闘いです。長野東の彼女たちは地域の宝、長野県の宝。もっと言えば、日本全国の宝。だから、大事にしてあげないと」
地域住民の支えに選手たちは―。
長野東高校 1年・本田結彩選手:
「感謝の気持ちを伝えることであったり、支えてくれている方を笑顔にできる走りをしたいです」
長野東高校 2年・川上南海選手:
「2026年の目標である『都大路3連覇』に向けて、まずは良い手応えをつかめるようにしていきたい」

