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「大量生産」に疑問を抱きアパレルから転身 京都出身の女性が北信濃の雪国で「和紙職人」に 「伝統工芸士」にも認定 独創的な発想で新たな商品作り 雪が育む白き和紙「内山紙」を次世代へ 長野・飯山市

■後継者不足 産地の現状

阿部製紙 三代目・阿部拓也さんと平田真澄さん

平田さんは独立後も、相談ごとなどがあれば阿部製紙を訪ねています。

師匠の一義さんから代替わりして、現在は長男の拓也さんが三代目を務めています。

内山紙の生産者でつくる組合には、平田さんが飯山に移住した2008年は7軒加入していましたが、現在は3軒4人に減少。

47歳の平田さんが最年少です。

伝統工芸士の先輩でもある阿部さんも、今回の伝統工芸士認定を喜び、今後の活躍に期待しています。

阿部製紙 三代目・阿部拓也さん:
「今まで自分と親だけの2人だけだったので、これでちょっと活性化する一つの材料になればと思います。すぐ帰るかもしれないと思ってたけど、ちゃんとこっちに腰据えてやっているので、またこれから新しい内山紙を作っていってもらえれば」

平田真澄さん:
「知ってくださる方の分母もそうだし、作る側、発信する側の分母も増えれば、その分いろんなアイデアが出てくると思うので、いろいろ協力し合いながら未来に向けてがんばっていければ」

■文化を次世代へ 職人の決意

平田真澄さん

飯山に移住して18年。

後継者不足に悩む伝統工芸の世界で、平田さんは新たな商品を生み出し、魅力を多くの人に伝えるとともに、内山紙の「伝統工芸士」として、その技術を次の世代につなげようとしています。

和紙職人・平田真澄さん:
「自分が思った通りのものを、自分自身の手で作り出すことができたときの喜びと、それをお客さんが喜んでくれる喜びと、コウゾの繊維だけでそれができるというこの文化を次の世代にとりあえず残したい。受け入れる体制みたいなのは、できるだけ早く整えられたら」

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長野放送ニュース

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