
上田城
長野県上田市の上田城は2026年、仙石氏が復興に着手してから400年の節目の年を迎えます。市民の愛着を深めていこうと、市民有志が櫓と櫓門の早期復元を提言しました。
上田城復元の夢を叶える市民の会・柳沢憲一郎会長:
「私たち市民の共通の目標である櫓・櫓門が早期に復元されるよう提言申し上げます」
上田城の早期復元を提言したのは、住民有志でつくる市民の会です。
徳川軍を2度にわたって退けたことで知られる上田城。
現在の城は江戸時代初期、真田氏に代わって地域を治めた仙石氏が整備したもので、本丸には7つの櫓が建っていたとされています。
明治維新後にその多くが破却されましたが、民間に払い下げたものを再移築するなどして「北」「南」「西」の3つの櫓が現存しています。1994(平成6)年には南北の櫓をつなぐ形の「東虎口櫓門」が再建されました。
市民の会は、市民に愛着を持ってもらうためにも、上田城を元の姿に近づけることが重要としていて、募金活動で集めた50万円を市に寄付したほか、市内の小学生に配布してもらおうと上田城の歴史などを記した副読本なども贈りました。
上田城復元の夢を叶える市民の会・柳沢憲一郎会長:
「1日も早く400年前の姿を復元したい。心から願っている」
市は「提言を重く受け止める」として、引き続き櫓の古写真を探すなど、復元に向けた取り組みを進めていくとしています。

