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80年続く“天然もの” 5・6代目の親子が守る「たい焼き」の味 リニア移転の危機を乗り越え…「この先何年もこの味を残していきたい」 長野・飯田市

■昔ながらの生地と自家製あんこ

北海道産の小豆

2人は昔からの作り方を守っています。生地に加えるのは『黒糖』。

5代目・代田千恵子さん:
「嫌な甘味じゃないというか、自然の甘みというか、口に残らない甘みですよね。使っているものは変えていないですよ」

あんこも手作りです。

6代目・代田千英さん:
「これ(升)も昔から使っているやつです。初代とまではいかないけど、2代目のおじいちゃんくらいからずっと使っているって、ばあちゃんが言ってました」

北海道産の小豆を使い丁寧に仕上げます。

6代目・代田千英さん:
「混ぜて蒸発させていきます。落ちたところがそのまま残る感じになってきたら、そろそろかなって感じで。これは昔、高校生の時にばあちゃんから教わりました」

■「天然もの」と呼ばれる一丁焼き

しっぽの部分まであんこを詰める

2人が手本にしているのは千英さんの祖母・4代目のいちゑさん。1950年代から移転する前までの約60年間、店を守り続けました。この動画は千英さんが学生時代に撮影したものです。

6代目・代田千英さん:
「偶然その時に思ったんですよね、焼いている姿を見て。撮ろうっていうつもりでいなかったんですけど、自然と撮っていたって感じです」

そして、焼きの工程。しっぽの部分まであんこを詰めて、直火で一つずつ丁寧に焼き上げる「一丁焼き」。創業時からの技を2人が引き継いでいます。

6代目・代田千英さん:
「昔のおばあちゃんの動画を見比べながら日々研究しながら焼いている感じですね」

ファンはこの焼き方を「天然もの」、まとめて焼く方法を「養殖もの」と呼んでいます。「型」は初代・仲太郎さんから代々受け継がれ、定期的にメンテナンスしながら使い続けています。

6代目・代田千英さん:
「この飯田で昔からずっと大事に使い続けている型で、変わらぬ味を出すってことにすごく意味があるなって日々感じています」

80年の歴史が詰まったたい焼きが完成しました。

「天然もの」は手間はかかりますが、表面はカリッと、中はしっとりと仕上がるそうです。

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長野放送ニュース

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