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長野駅前3人殺傷 矢口雄資被告は当初「黙秘」 その後「無罪」主張、「社会に復帰したい」などと供述 裁判の争点は…専門家「犯人性」か「責任能力」 事件から1年も…裁判がいつ始まるか見通せず

矢口雄資被告 長野中央警察署(2025年1月) 

JR長野駅前で男女3人が死傷した事件から、きょう1月22日で1年です。殺人の罪などで起訴された矢口雄資被告は、当初、黙秘していましたが、その後「無罪」も主張しているといいます。裁判の争点などを絞り込む公判前整理手続きが20日から始まりましたが、裁判がいつ始まるかは見通しが立っていません。

(記者リポート)
「事件から1年がたった長野駅前の現場では、花が手向けられています」

事件から1年がたった22日朝のJR長野駅前。通勤や通学などで多くの人が行き交っていました。

普段と変わらない光景ですが、事件による衝撃や恐怖は今も多くの人の脳裏に焼きついています。

バス待ちの人:
「あれ以降、駅前で並んだり人の多いバスに乗ったりするときは怖い。
いつどこで何があるかわからないので」
「やっぱりここを通ると思い出すし、恐怖感がある。本当のことを、真実を知りたい」

正午過ぎには、花を手向けて、手を合わせる人がいました。

花を手向けた人:
「前に亡くなられた時にも献花に来た。二度と起きてはいけないと思う。ちゃんと(被害者の)家族に謝罪の言葉くらい言ってもらいたい」

改めて、事件を振り返ります。

2025年1月22日午後8時過ぎ―。

(記者リポート)
「長野駅善光寺口です。現場には規制線が張られ、バス乗り場の前では警察が鑑識作業を行っています」

JR長野駅前で刃物を持った男に男女3人が相次いで襲われた事件。バス待ちの列に並んでいた長野市の男性(当時49)が死亡し、30代の男性と40代の女性が重軽傷を負いました。

第一通報者(当時):
「バス停から女性の悲鳴というか声が聞こえてきて、バス待ちの集団から犯人が出てくるのを見て刃物を持った状態で。刃物を持ったまま右往左往していたので、逃亡というよりも次のターゲットを探してさまよっているような状況」

3人を襲った男は現場から逃走―。

市内には、10都県から応援の警察官が派遣されるなど厳戒態勢に。

小中学校では欠席が相次いだ他、飲食店でも予約キャンセルの動きが広がりました。

県警は、防犯カメラの映像や市民から寄せられた情報などから足取りを追うリレー捜査を展開。

そして、事件発生から4日後の1月26日―。

県警・吉沢敏 刑事部長(当時):
「本日、被疑者を殺人未遂罪で通常逮捕しました。氏名、矢口雄資」

県警は、無職の矢口雄資容疑者(47)を女性への殺人未遂の疑いで逮捕。その後、男性への殺人の疑いでも再逮捕しました。

矢口容疑者と被害者3人はいずれも面識はなかったということです。

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長野放送ニュース

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