
田原義則さん
事故をめぐっては、運行会社「イーエスピー」の高橋美作社長と荒井強元運行管理者が業務上過失致死傷の罪で在宅起訴されました。
一審の長野地裁は、「運転手が大型バスに不慣れなことを認識しており、事故は予見できた」などと認め、高橋社長に禁錮3年、荒井元運行管理者に禁錮4年の実刑判決を言い渡しました。
しかし、2人は判決を不服として控訴。2025年11月の控訴審初公判では、改めて無罪を主張しました。
田原さん:
「まだ最終決着していない状況ですので、やっぱり長いなと思うので、早く決着してほしいなと率直な思いです。『やるべきことができていたら防げた』とまで言われているので、一審では。なんでそんなことになったのかというのを正直に言ってほしい。二審ではそこがわかるような判断になってほしい」
事故から10年がたち懸念しているのが「風化」です。
遺族会は、講演会を開くなど、事故の教訓を語り継ぐ活動を続けています。
田原さん:
「友人とバス旅行を計画して、ネットで格安バスを見つけた。あなたならどうしますか」
高校生:
「バスの運行が複数人か、コースや休憩があるかを調べます」
田原さん:
「100点満点。できたらそこまで調べてから利用してほしい」
悲劇を繰り返さないためにー。
田原さんはこれからも、安全運行の実現へ働きかけていきたいとしています。
田原義則さん:
「どのバスに乗っても絶対大丈夫と言い切れるようなバス業界になるべきだと思う。事故の教訓を忘れて、また同じことが起こらないように、私も働きかけ、目を光らせてできることはやっていくつもりですし、改めて寛と約束をしたい」

