
長野県中野市出身 横浜DeNAベイスターズ・牧秀悟選手(12月3日)
長野県中野市出身、プロ野球・横浜DeNAベイスターズの牧秀悟選手に12月3日、NBS本社で単独インタビューしました。2025年、けがの影響で初の長期離脱も経験した牧選手。今シーズンの振り返り、そして2026年シーズンの目標を聞きました。また、2026年3月に迫ったWBCへの意気込みも語ってくれました。
■チームとして力不足を感じた

横浜DeNAの牧秀悟選手
(Q.2年連続で日本一を目指した今シーズンですが、リーグ戦では2位となりました。チームとしての結果はどのように振り返りますか)
牧秀悟選手:
「今年に関しては阪神が圧倒的に強くて、力不足を感じたシーズンになりました」
2年連続日本一を目指したチーム。リーグ戦は2位で、クライマックスシリーズでは阪神に敗れました。
牧秀悟選手:
「他の5球団はなかなか力が及ばなかった。(これまで)そういうシーズンはなかったんですけど、順位としてはいいところに来ていますし、去年は(リーグ)3位、今年で2位と着実に強くなっていると思います」
■けがで長期離脱「悔しいシーズン」

牧選手
個人としては今シーズン、打率2割7分7厘、ホームラン16本。5年連続の2桁ホームランを記録しましたが、出場は143試合中、93試合にとどまりました。
8月、守備の際に左手をけがし、プロになって初めて長期離脱を経験しました。
牧秀悟選手:
「悔しいシーズンでしたね。やっぱり143試合出てこそだと思うんですけど、初めてのけがだったので、なかなか立ち直ることができなかったシーズンでもありますし、本当にチームに迷惑をかけてしまったと思う」
牧選手はその後、クライマックスシリーズで復帰―。
(Q.今、影響は)
牧秀悟選手:
「今はもう全く、硬さは多少あるんですけど、全く大丈夫です」
■野球教室で中学生に指導

野球教室で中学生60人を指導(11月30日)
長いシーズンが終わり牧選手は積極的に県内のイベントなどに参加しています。
牧秀悟選手:
「自分のある程度打てるポイントがある。その中で、ボールの下を打つ、イメージは」
11月30日には松本市で開かれた野球教室で中学生60人を指導しました。
中学生から質問攻めに―。
参加した中学生:
「牧選手はいつもどのくらいでタイミングをとっているか知りたいです」
牧秀悟選手:
「相手ピッチャーの動きをしっかり見て、普段している素振りの中でどうタイミングを合わせるかがすごく大事」
指導を受けた中学生:
「丁寧に質問に答えてもらえたのでよかった」
指導を受けた中学生:
「いかついけど、指導うまいし、優しいし、(ずっと)コーチとして来てほしい」
(Q.野球教室では子どもたちに野球を指導されていましたが、信州球児の表情はどうご覧になりましたか)
牧秀悟選手:
「毎年行かせていただいているんですが、毎年目が輝いてきますし、年々、野球をやる子も減ってきていると聞いていますし、今プロでやっている自分たち長野県出身の選手がその思いを引き継げるように教えるのが大事だと思いますし、目標とされる選手にならないといけないと思っています」

