■茅野市と連携、街中をカボチャで彩る

飾りつけをする大学校の職員ら
学生たちが作ったカボチャは、職員によって茅野市内のホテルにも運ばれました。ちの観光まちづくり推進機構と共催で、街中をハロウィーンカボチャで埋め尽くそうという取り組みを今年初めて実施します。約50カ所の観光施設に無料で配布し、飾りつけを行います。
配布先のホテル支配人は「お客様を迎えるホテルとして玄関は顔。季節感を表すためにこれからはハロウィン。学生さんの思いや一生懸命さがひとつひとつに感じられる」と評価します。
大学校職員の土井さんは「八ヶ岳全体の観光推進をしたいと思っていた時、カボチャという象徴的なものがあったので、活用できてよかった」と話します。
■6年ぶりの収穫祭も開催

原村では今年、6年ぶりに農業体験や高原野菜を販売する収穫祭を大学校で開催します。ハロウィーンカボチャの飾りつけイベントも予定されています。
原村商工会の牛山会長は「学生も青年も一生懸命頑張っている。その中で原村をアピールしようと祭りを再開することになった」と語ります。
吉野さんは「私がつくったカボチャをいろんな人に買ってもらって喜んでもらったらうれしい」と期待を寄せます。
八ヶ岳山麓をハロウィーンの聖地にー。
大学校では学校主催のイベントも控えており、ハロウィーン本番まで忙しい日々が続きます。