こちらは、スポーツ用品を扱う「スポーツデポ」。ランニングやサッカーなどさまざまなスポーツ用品200ブランド10万点以上のアイテムをそろえています。イオンモールの集客力に期待を寄せています。
スポーツデポ イオンモール須坂店の店長:
「須坂を中心に小布施の方だったりとか、今まで店が出ていなかったところに出ることで、より多くのお客さまにスポーツの魅力を届けたい」
地域の魅力を発信するエリアもあります。
1階の「SUZAKA蔵」には、須坂市産の果物やジビエなど地場産品を販売するコーナーのほか、地元の食材や加工品を扱うテナントも入っています。
3階に整備されたのは木のボールプールや滑り台など子どもが無料で遊べるエリア。10月3日も多くの家族連れが利用していました。
長野市から(30代):
「子どもも楽しみつつ、自分たちも買い物を楽しめてすごく楽しい。子どもが遊びたいときはここに来て、親はリフレッシュ(できていい)」
年間750万人から800万人の誘客を見込んでいるイオンモール須坂。一方で、気になるのが商圏内の消費動向への影響です。商工関係者はどう見ているのでしょうか。
須坂商工会議所・神林章会頭:
「ここを核として須坂市の全体が発展していけばと思っている。ここに来た人が市街地の方に行こうとなるように、個々の(市街地の)店も魅力をどのようにPRしていくかが課題。それを磨いていきたい」
長野駅前にある「ながの東急百貨店」はー。
ながの東急百貨店・飯島克敏 営業本部長:
「影響は少なからずあると思う。県外から集客あるのはいいこと。共存共栄ではないが、できていけたらいい」
運営会社のイオンモールは商業施設だけでなく、地域のコミュニティーを創出したいとしています。
イオンモール株式会社・大野恵司 代表取締役:
「ここをハブにプラットフォームとして、どう地域経済を盛り上げていくのか。近隣も含めて地域経済に貢献したい」
「イオンモール須坂」グランドオープン 開店前に2500人が列 店舗面積は約6万3000平方メートルで県内最大級 「東京に行かなくても済む」の声も
