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自信の新商品「三蔵豚」豚肉を酒かすやみそで漬け込んで熟成 酒蔵、みそ蔵など長野県内の企業5社が連携

「三蔵豚」

長野県内の企業5社が連携し、豚肉を酒かすやみそで漬け込んで熟成させた新商品を開発しました。それぞれの持ち味を結集した「自信の一品」と意気込んでいます。

香ばしく焼かれた豚肉のソテー。信州産の豚ロースを酒かすとみそで漬け込み、発酵・熟成させました。

商品名は「三蔵豚」。県内3つの「蔵元」の食材を使用していることに由来します。

10月2日、県庁で商品発表が行われました。

今井恵みの里・篠之井洋彰駅長:
「発酵と熟成の技術で仕上げることにより、深いうま味と芳醇な香りを引き出しました」

酒かすは、佐久市にある酒蔵、千曲錦酒造の「漬物用練り粕」を使用。みそは松本市のみそ蔵、丸正醸造の「十割糀味噌」を。2社の材料を用いて飯田市の食肉加工の吉清が製造を手がけています。

パッケージのデザインは松本市の大徳紙商事が担当しました。

(記者リポート)
「入れた途端、口の中いっぱいに酒かすの香りが広がります。みその甘さが豚肉と相まって、おいしいです」

2024年9月に開かれた県主催の商談会などで担当者同士が知り合い、商品開発の話が持ち上がったということです。

信州セキュアフーズ(吉清グループ)・片桐秀美課長代理:
「異種業者5社が集まって一つのものを作り上げるのはすごく新鮮でしたし、本当にいいものができたと自信をもってご紹介できる商品になりました」

「三蔵豚」は、道の駅や、各企業の店頭、ECサイトなどで販売しています。

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長野放送ニュース

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