
資料 クマ
2025年はツキノワグマの餌となるドングリなどが不作とみられ長野県が注意を呼びかけています。すでに出没が相次いでいる長野地域と北アルプス地域に「注意報」が出ています。
クマの主な餌となるドングリ類の実り具合について、長野県が調査結果を公表しました。特に栄養価の高いブナが「大凶作」から「凶作」、ミズナラやコナラは北部で不作などとしています。このため、クマが餌を求めて里地に出没する可能性があり、注意が必要です。
長野県森林づくり推進課 宮坂正之担当課長:
「カキやクリの取り残しをクマが狙ってきますし、生ごみとかを外に放置してしまうとそれにつられてクマがやってきてしまうと考えられるので、適切な処理をしていただきたい」
9月27日には、長野市戸隠の農業ハウスで78歳の女性が親子のクマと出くわし、けがをしました。
また、大町市などでも里地で目撃が増えていて、県は29日、長野地域と北アルプス地域に「出没注意報」を出しました。