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「ここは私にとって仮想空間」「人を殺して死刑になるためにきた」長野4人殺害事件 青木政憲被告(34)が初めて語る

青木政憲被告(2023年5月)

長野県中野市で4人を殺害し、裁判員裁判で死刑を求刑された青木政憲被告(34)が、9月26日、初めて法廷で心境を語りました。

青木被告は公判の最後、裁判長に「最後に何かありますか?」と聞かれると、「私は異次元の存在から迫害を受け、人を殺して死刑になるために来た」とボソボソと話し始めました。続けて「もう二度とプレイしない。被害を受けた人には埋め合わせがあるだろう。中の人たちを傷つけて申し訳ない。ここは私にとって仮想空間なので、プレイという表現になった」と述べました。最後に「もういいですか?」と聞かれるとうなずき、裁判は結審しました。

長野地方裁判所では9月4日から裁判員裁判が行われ、26日に結審しました。青木被告は、初公判から全ての質問に「黙秘します」と答え続けていましたが、最後の公判で意見を聞かれ、初めて自分の言葉で語りました。

判決は10月14日に言い渡されます。

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長野放送ニュース

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