
戸隠神社中社の駐車場
長野市の戸隠神社で立ち木が倒れ、近くにいたオーストラリア人の参拝客に当たり重傷を負いました。当時、付近で落雷があったという情報もあり、警察が原因を調べています。

倒れた木
アスファルトの上で砕け、ばらばらになった幹や枝。場所は長野市の戸隠神社中社の駐車場です。
消防によりますと、18日午後0時半ごろ、通行人から「木が倒れ、女性に当たってけがをしている」と通報がありました。
けがをしたのは参拝に訪れていたオーストラリア国籍の48歳の女性で、長野市内の病院に搬送され、左前腕部骨折で重傷を負いました。
警察によりますと、女性は駐車場を通行していた際、倒れた木に当たったということです。
近くにいた観光客は当時の様子について「ロータリーの所のそば屋に雨がひどくて避難しました。20分ぐらい土砂降りになってから1回ピカッと光って、ドシャーンという雷の音がしました。午後0時10分ぐらいだったかな」と話しています。
神社の関係者によりますと、倒れたのは杉の古木とみられ、腐食も進んでいたということです。
警察は倒れた木は、落雷の影響を受けた可能性もあるとみて、原因を調べています。