
長野ガロンズ・小林雅治キャプテン
ガロンズは昨シーズンのVリーグで10勝18敗。東地区8チーム中、6位でシーズンを終えました。
20代前半の若い選手が多く、勢いのあるチームです。その反面、競った展開では経験不足が露呈することも多くみられました。
長野ガロンズ・小林雅治キャプテン:
「いろんな経験豊富な選手を見てきているので、違う視点からの指導・アドバイスを受けられるのは、すごく大きいと思う」

志水選手にアドバイスする鬼頭コーチ
鬼頭さんは現役時代、「セッター」として活躍。チームの攻撃を組み立てる「司令塔」の役割を担いました。その経験を生かし、選手の指導にあたります。
選手の動きを見て―。
鬼頭有紀子コーチ:
「走っていった時に、トップをジャンプトスだよ。あそこで待っちゃうと逆に難しいから行っちゃった方がいい」

山川選手にアドバイスする鬼頭コーチ
積極的にアドバイスも―。
鬼頭有紀子コーチ:
「Bがあって平行でこういう感じで合わせようとしていて、直線でいいんじゃない」
長野ガロンズ セッター・山川悠輝選手:
「僕自身、気づいていなかったけど、Bクイックのトスが良いって言われた。鬼頭さんはピンポイントに、そこがいいからそこを生かしてみたいな指導をしてくれて自信にもなるし、そこを強みにして頑張っていけばいいというメンタルになりました」
長野ガロンズ セッター・志水一哉選手:
「今まで指導してくれた先生方とは違う。より専門的で困っているところを的確に指示してくれるので、自分の成長につながっている」

長野ガロンズの練習
この日は実戦的な練習を中心に約2時間、汗を流しました。
鬼頭有紀子コーチ:
「今週末、試合があるので、それに向けて気持ち・モチベーションが高まっていて、一つ一つのプレーに気持ちがこもって、とてもいい練習だったと思う」

長野ガロンズ・鬼頭有紀子コーチ
鬼頭さんは今後、ファンを増やすためイベントの実施など、チーム運営についてもアドバイスしていきたいとしています。最初の目標は満員の会場で、ファンに勝利を届けること。バレーボールで地元・須坂市を盛り上げたいと意気込んでいます。
長野ガロンズ・鬼頭有紀子コーチ:
「バレーボールをみんなで盛り上げて、目標はガロンズのユニフォームを着たファンの方がぎっしりの中で、ホームゲームで戦って勝つということが最初の目標です」