
進路予想
気象庁によりますと、3日午前9時の観測によると、熱帯低気圧が南大東島の南南東約220キロの北緯24度05分、東経132度20分にあって、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいるといて、中心の気圧は1006ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は15メートル、最大瞬間風速は23メートルとなっているということです。
熱帯低気圧は今後12時間以内に台風となる見込みで、その中心は、12時間後の3日午後9時には奄美大島の南東約180キロの北緯27度25分、東経130度55分を中心とする半径100キロの円内に達する見込みだということです。
中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されるとしています。
台風の中心は、24時間後の4日午前9時には屋久島の南南西約70キロの北緯29度50分、東経130度05分を中心とする半径130キロの円内に達する見込みだということです。中心の気圧は1002ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されるとしています。
48時間後の5日午前9時には西日本の北緯34度30分、東経134度10分を中心とする半径240キロの円内に達する見込みだということです。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートルが予想されるとしています。
台風はこの後、温帯低気圧に変わり、72時間後の6日午前9時には日本の東の北緯35度55分、東経145度20分を中心とする半径310キロの円内に達する見込みだということです。中心の気圧は996ヘクトパスカル、最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルが予想されるとしています。
なお、熱帯低気圧や台風、温帯低気圧の中心が予報円に入る確率は70%です。