
Xで30万を超える「いいね」が!
看板猫がいる文具店として少しずつ知られるようになり、2016年からはSNSで2匹の日常を写真とともに投稿しています。
(SNSの投稿)
「『A3のコピー用紙が終わっていますよ』と優しく教えてくれるシマ子店長」
「やる気のない店長とインターン」
「3歳にニャリました。インターンから昇進できるかニャー」
こちらの投稿にはXで30万を超える「いいね」がつきました。
「捨て猫ではありません。店長です」

接客は「シマ子」の担当
客:
「シマちゃん!お久しぶりです」
SNSの効果もあり、全国からファンが訪れるようになりました。
ただ、少し臆病なインターン「シポ子」は人前に出るのが苦手。売り場の棚の下が定位置です。
このため、接客は主に「シマ子」の担当。さすが「店長」!
地元客:
「ノートを買ったり、ボールペンを買わせていただいたりしてます。シマちゃんによく会って、触れ合って。顔全体がもう癒やされますね」
地元客:
「かわいいです、いつ来てもいい子ちゃん。お出迎えしてくれて、椅子に座ってたり、ひなたぼっこしてたり」
万年堂・才川祥子さん:
「ありがとうって言った?」

2匹のクリアファイルも人気(1枚200円)
2匹の人気から「ネコ文具コーナー」も設置。年々、取り扱う商品も増えているということです。
万年堂・才川祥子さん:
「ネコ文具しか売れないのかなって感じでどんどん増えてきます。本当、"招き猫"だよね。じゃなきゃこんな文具屋に来ないよね。シマちゃん目当てで来る方が多いので、シマちゃんいなきゃお店傾くな」
あと5年で創業100年を迎える万年堂。地域に根付いた店として、そして2匹の看板猫が客を出迎える「にゃん年堂」としても、ますます親しまれていきそうです。