「良く育ってるみたいだね」　上皇ご夫妻が大日向開拓地を散策　キャベツの育ち具合も気にされて　軽井沢町で29日まで静養

散策される上皇ご夫妻

21日から長野県軽井沢町で静養中の上皇ご夫妻が23日午前、ゆかりのある大日向開拓地を散策されました。

青空が広がった軽井沢町。午前11時前に大日向地区を訪れた上皇ご夫妻は、手をつないで散策を楽しまれました。

まわりは一面のキャベツ畑で、上皇さまは「良く育ってるみたいだね」と育ち具合を気にされていました。

上皇ご夫妻：
「このへんもずいぶん乾燥しているから少し水を撒いたのかも知れない」「そうですね」

大日向は戦後、旧満州・現在の中国東北部から引き揚げた元開拓団の人たちが入植した所で、ご夫妻は長年、住民とも交流を続けてこられました。

標高約1100メートルの高原は、日差しは強いものの時折り心地よい風が吹いていました。

上皇ご夫妻の軽井沢訪問は1年ぶりで、今月29日まで滞在される予定です。