
資料 北アルプス槍ヶ岳
北アルプス槍ヶ岳付近の山小屋で山梨県甲斐市の会社員の54歳男性が体調不良となり、ヘリコプターで救助されました。
警察によりますと、22日午後5時前、同行者から「一緒に登山に来た人が意識を失った」と110番に救助要請がありました。男性はその後、意識が戻り、午後5時半ごろ、長野県警ヘリで救助されました。搬送時、会話が可能な状態だったということです。
男性は22日、2人パーティで新穂高温泉から入山し、槍ヶ岳付近の山小屋で体調不良になったということです。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。