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北アルプスで遭難5件相次ぐ 1人安否不明 1人重傷、2人が道迷い、1人が体調不良で行動不能となりヘリコプターなどで救助 長野県警が注意呼びかけ

■唐松岳 道に迷い行動不能

北アルプス唐松岳では埼玉県さいたま市の28歳男性が登山中に道に迷い、行動不能となり、救助されました。

男性は16日、唐松岳付近を登山中、道に迷い登山道から外れ、行動不能になりました。

通りがかりの登山者から正午前、「男性がぬかるみにはまって、動けない」と長野県山岳遭難防止常駐隊に救助要請があり、同隊員が出動して、午前11時半ごろ、男性を救助しました。

男性にけがはない模様です。

■小蓮華山 体長不良で行動不能

資料 北アルプス小蓮華山

北アルプス小蓮華山では、登山していた東京都武蔵野市の会社員の女性が体調不良により行動不能となり、救助されました。

女性は16日、小蓮華山付近を登山中に体調不良により行動不能となりました。

警察によりますと、午後3時半頃、本人から「めまいと頭痛がする」と消防に救助要請がありました。

長野県山岳遭難防止常駐隊が出動して、午後7時過ぎに女性を救助し、付近の山小屋に収容しました。

女性は16日、2人パーティで栂池登山口から入山していました。

■県警が注意呼びかけ

連日、長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。

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長野放送ニュース

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