
資料 北アルプス白馬岳
8月15日、北アルプス白馬岳で下山中の千葉県船橋市の会社員の女性が体調不良となり、近くの山小屋に収容されました。
遭難したのは千葉県船橋市の会社員の女性(36)です。
警察によりますと、女性は15日、白馬岳を下山中、体調不良により行動不能となりました。
午前7時半過ぎに同行者から「貧血で動けない」と山小屋に救助要請があり、長野県山岳遭難防止常駐隊員が出動し、隊員が担いで午前8時半頃、女性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
女性は14日、7人パーティで栂池から入山していました。
長野県内の山岳では遭難が相次いでいます。県警は「自分の技量に見合ったルート選びをする」「余裕ある登山計画を立てる」「夏でも雨や強い風にあたると低体温症になる」「こまめに休憩を取り、意識して水分・エネルギーを補給する」「下山するまで体力や集中力を切らさない」など注意を呼びかけています。