
ベンガルトラの「未桜」
国内のベンガルトラでは最高齢だった須坂市動物園(長野県)の「未桜」が、8月12日に老衰のため死にました。園には献花台が置かれ、訪れた人が別れを惜しんでいました。
「未桜」は2008年に山口県のサファリランドから須坂市動物園に来たメスのベンガルトラです。
2011年には、動物園の「今年の顔」にも選ばれた人気者で、双子のオスの「臥桜」とともに国内最高齢の20歳、人間でいえば100歳くらいでした。
園によりますと、最近は食が細くなり、12日に老衰のため息を引き取ったということです。
15日からトラ舎の前には献花台が設けられました。
高山村から高校生:
「保育園の頃からトラが好きで、よく来ておばあちゃんと一緒に見たりして。『小さいころからありがとう、天国でもいっぱい遊んでね』と書きました」
新潟から:
「(双子の)臥桜くんがかわいそうで。天国で臥桜くんのこと見守ってくれればと思います」
園では、当面の間、献花台を設置するということです。