YouTube X Instagram

「苦味の強いユウガオ」食べ食中毒 70代男性と60代女性がみそ汁の具として食べ吐き気などの症状を訴える 販売したスーパーは自主回収

ユウガオ(提供:環境保全研究所)

長野県上田市の70代の男性と60代の女性が、購入したユウガオを、7月31日に自宅でみそ汁にして食べたところ吐き気などの症状を訴え、保健所は「苦味の強いユウガオ」を食べたことによる食中毒と断定しました。販売した店では7月18日から31日に販売したユウガオの自主回収を行っています。

ユウガオを食べて体調不良になったのは、上田市で同居する70代の男性と60代の女性の2人です。

長野県上田保健所によりますと、31日午前10時20分頃、2人から「ユウガオを調理して食べたところ、強い苦味を感じ、体調不良になった」と連絡がありました。

2人は7月29日に「A・コープファーマーズうえだ店」でユウガオを購入し、31日午前7時30分頃にみそ汁にして食べたところ、強い苦味を感じ、約1時間後に吐き気などの症状が出ました。この症状はユウガオの苦味成分、ククルビタシン類による症状と一致していて、受診した医療機関の医師から食中毒の届け出があり、保健所は「苦味の強いユウガオ」を原因する食中毒と断定したということです。

2人はともに快方に向かっているということです。

ユウガオを販売していた「A・コープファーマーズうえだ店」では、7月18日から31日に販売していた379本のユウガオを自主回収しています。

保健所は、「『A・コープファーマーズうえだ店』でユウガオを購入し、まだ残品がある場合は絶対食べずに返品すること。ユウガオに苦味を感じた場合は絶対に食べずに廃棄すること。苦味のあるユウガオを食べて体調不良となった場合は医療機関を受診する」ことを呼びかけています。

  • facebook
  • twitter
  • LINE
長野放送ニュース

あなたにおすすめ