
資料 北アルプス燕岳
北アルプス燕岳で7月31日、東京都大田区の41歳の男性が登山道を外れ、行動不能となりました。北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員が出動し、登山道まで復帰させ、救助されました。けがはないということです。
北アルプス燕岳のメガネ岩付近(標高約2700メートル)で救助されたのは東京都大田区の41歳の会社員の男性です。
警察によりますと、7月31日午前7時前、男性から「登山道から外れ、登れなくなった」と山小屋を介して、救助要請ありました。
男性はモバイルバッテリーを落とし、約20メートルの崖下まで取りに行きましたが、技術不足で戻れなくなったということです。近くにいた北アルプス南部山岳遭難防止対策協会の救助隊員2人が出動し、午前7時すぎ、男性と接触し登山道まで復帰させ、救助しました。
男性は30日から単独で中房温泉登山口から入山し、31日は燕岳の山頂から下山する途中だったということです。
警察は、登山者には自分の技術に見合った行動をしてほしいとしています。