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【参院選 解説】自民・公明は議席減 立憲、維新、共産など“既存政党”伸び悩み 政治への不満の“受け皿”として参政、国民民主など「新興政党」躍進

参院選

7月20日、投開票が行われた参議院選挙。1議席を争った長野県区は立憲民主党・現職の羽田次郎さんが2回目の当選を果たしました。一方、自民党の藤田ひかるさんは、国政選挙で長野県連初の女性候補として「刷新感」をアピールしましたが議席獲得とはなりませんでした。今回の選挙で躍進したのが参政党です。長野県区でも18万票余りを獲得し、勝敗の行方に大きな影響を与えました。

長野県区の結果、どう振り返りますか?

担当記者:
「一定の『野党共闘』の態勢が組まれたこと、公約の『減税』が有権者の支持を得られやすかったことが羽田さんの勝因だと思います。対する自民党は、『政治とカネ』の問題や不適切発言などによる『逆風』がやまず、厳しい選挙戦となりました」

全国の結果はどうでしたか?

担当記者:
「自民・公明は議席を落とし、衆議院に続いて参議院でも過半数割れとなりました。ただ、立憲民主や維新、共産など『既存政党』も伸び悩み、今の政治への不満の『受け皿』として参政や国民民主などの『新興政党』が躍進しました」

今後の政権はどうなりますか?

担当記者:
「石破総理は『国政に停滞を招かない』として続投を表明しました。『真しに丁寧に他党と議論を深め新たな政治の在り方を見出したい』と、野党に協力を呼びかける考えを示しています」

今後の動きが注目されます。

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長野放送ニュース

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