
強い雨にけぶる道路(7月21日小海町、午後3時ごろ)
長野県内は大気の不安定な状態が続き、午後に入って猛烈な雨となったところがありました。北信と東信の広い範囲に土砂災害警戒情報が出されています。また、県の北部と中部に大雨や洪水の警報が出されています。
強い雨にけぶる道路。7月21日午後3時ごろの小海町の様子です。
暖かく湿った空気の影響や気温の上昇で大気が不安定となり、午後の県内は各地で雨となり、佐久穂町ではひょうが降ったところもありました。
佐久穂町と長和町では、レーダーによる解析で1時間に約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられています。
県と長野地方気象台は土砂災害の危険度が非常に高まったとして、佐久市と立科町、長和町、上田市、坂城町、長野市、千曲市に土砂災害警戒情報を出しました。
長野地域、上田地域、佐久地域、大北地域に大雨・洪水警報が出ています。
気象台は、中部では夜のはじめ頃にかけて低い土地の浸水に、夜遅くにかけて土砂災害や河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。