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【参院選 長野県区】「政権交代にむけて努力していく」立憲民主党・羽田次郎さん2回目の当選 県連・杉尾秀哉代表「自民党への拒否感、大きな地殻変動が起きていた」

再選した羽田次郎さん(7月21日朝)

7月20日、投開票が行われた参議院選挙。1議席を争った長野県区は立憲民主党・現職の羽田次郎さんが2回目の当選を果たしました。一夜明けて、「政権交代にむけて努力していく」と気を引き締めていました。

7月21日9時すぎ、上田市の選挙事務所で報道陣の取材に応じた立憲民主党の羽田次郎さん。選挙戦を次のように振り返りました。

再選した・羽田次郎さん:
「当初から最後まで訴え続けていたのは物価高対策。そこは理解いただけたのかな。国民の生活をよくしていくためには、政権交代は絶対に必要だと思いますから、それに向けて一生懸命努力しなければという責任の重さ痛感しながら朝を迎えた」

4年前の補選に続く2回目の参院選に臨んだ羽田さん。選挙戦では、食料品の消費税0%など物価高対策を中心に訴え、次点に11万8000票余りの差をつけて再選を果たしました。

会見に同席した杉尾秀哉県連代表は、勝因について次のように語りました。

立憲民主党県連・杉尾秀哉代表:
「全国的な傾向で自民党への拒否感というか、かなり大きな地殻変動が長野県も含めて起きていた」

今回の選挙では与党が議席を減らしましたが、立憲民主党も改選前と同じ22議席にとどまりました。「党としてのPRが足りなかった」としています。

再選した・羽田次郎さん:
「十分、自民党に対する批判の受け皿になれていなかった部分がありますけど、そうであっても次の衆議院選挙ではその受け皿になれるような、党のPRも含めて進めていかなければいけない」

新たに6年の任期を務めることになった羽田さん。父・孜さんと兄・雄一郎さんから思いを引き継いだ「政権交代可能な政治」の実現に向けて取り組みたいとしています。

再選した・羽田次郎さん:
「政権の枠組みを大きく変えること、それが今の予算の枠組みを大きく変えることにつながると思いますので、小さな声とか弱い立場の方の声を、まっすぐに国政に届けられるようにしていきたい」

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長野放送ニュース

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