
撮影・編集したのは市職員の小林拓馬さん
動画を制作・小林拓馬さん:
「基本的には1人で撮影も編集もしてという感じでやっています」
撮影・編集したのは市職員の小林拓馬さん(32)です。
小谷村出身の小林さんは大学卒業後、テレビ局の報道記者などを経験。10年間、東京で過ごしてきましたが、妻の妊娠をきっかけに子育て環境を考え、2021年、東御市に移住しました。

小林拓馬さんと妻・ひとみさん
3人の子どものうち2人は「助産所とうみ」で生まれました。
小林拓馬さん:
「(病院で産んだ)1人目のときは(妻が)産んでから半年ぐらい、あまりこう自由に動けなかった。(助産所で産んだ)2人目の時はもう産んでから1カ月以内には通常の生活ができる状態にはなっていたので、表情とか、本当に助産所で産んでよかったと妻本人が何度も言っているので、私も夫としてもすごく強く感じている」
「助産所とうみ」で2人出産・妻・ひとみさん:
「助産所では『いきみたいとなったときに、いきんでいいよ』と言ってくれて、自分が主導権を握れた感覚がある。それが自分の中ですごくポジティブな経験として残っていて」
こうした経験を伝えたいと小林さんは助産所と協力して動画を作成しました。

妻・ひとみさんの第3子出産時(提供:小林さん)
どこで出産するか。それは、人それぞれの状況や環境、考え方で変わってきます。
ただ、動画を通じて「助産所」での出産も選択肢の一つになってほしいと考えています。
小林拓馬さん:
「助産所っていう選択肢があるんだよっていうことが伝えられたらいい。『助産所とうみ』という素晴らしい施設とそこで働く方々がいらっしゃって、そのサポートの中でいい出産ができるんだよということが伝われば何より」
動画は東御市の公式YouTubeなどで公開しています。