ゴミ出し中に停めた車が動き出し…女性（73）が車体と生垣に挟まれ死亡　慌てて車に乗り込み身を乗り出したか　現場は緩やかな下り傾斜

事故現場

7月13日長野県飯田市で、停車中の軽乗用車が後退して生垣に衝突し、運転していた73歳の女性が車と生垣に挟まれ死亡しました。

事故があったのは、飯田市上郷黒田の市道です。

警察によりますと、7月13日午後5時半前、市道沿いの住宅の高さ2メートルの生垣に軽乗用車が衝突し、車体と生垣の間に挟まれた女性（73）を救助しました。

女性は胸を強く圧迫され市内の病院に搬送されましたが、約1時間半後に死亡が確認されました。

警察によりますと、女性は近所に住んでいて、ゴミ出しに来たとみられます。

目撃者によりますと、女性はゴミステーションの近くに車を停めましたが、降りた後に車が何らかの理由で後退し始め、慌てて運転席に乗り込んだということです。

運転席側のドアは開いた状態で、女性は何らかの理由で車が後退中に身を乗り出し、車体と生垣の間に挟まれたとみられます。

車を停車めた場所から現場までは約20メートル。緩やかな下りの傾斜になっていました。警察は、車が動き出した理由や当時の詳しい状況を調べています。