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随意契約の「備蓄米」 JA長野中央会・神農会長は小泉大臣が進める取り組みを評価 その上で「コメの消費を支えられる生産を計画を立ててやるべき」

JA長野中央会・神農佳人会長

JA長野中央会の神農会長は、6月19日の会見で、小泉農水大臣が進める随意契約での備蓄米放出の取り組みを評価した上で、「コメの消費を支えられる生産を計画を立ててやるべき」などと語りました。

6月7日から長野県内でも販売が始まった随意契約の備蓄米。価格高騰が続く中、5キロ2000円ほどの手ごろな価格で販売され、多くの人が買い求めています。

19日、長野市で開かれたJA長野県グループの会見で、神農佳人会長は、随意契約での備蓄米放出について次のように語りました。

JA長野中央会・神農佳人会長:
「小泉大臣がやろうとしている(随意契約の)備蓄米の放出やら方策については一時的に安定させるための施策として農林水産省が頑張ったと思う」

その上で、「来年度以降、国内の消費を支えられる生産を毎年計画を立ててやるべき」としました。

一方、コメの適正価格については、農家が生産を続けられる価格と、消費者が求める価格にギャップがあるとして、次のように語りました。

JA長野中央会・神農佳人会長:
「(生産者が)再生産(可能な)価格をいただけて、消費者にはより安く食していただきたいという気持ち、その方向に向かっていくべき。生産者のいただくお金と消費者がお買い求めになるお金との差額を国が何かしてもらえれば、というのが私の適正価格」

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