
百日ぜきの電子顕微鏡画像(提供:国立健康危機管理研究機構)
長野県内で2025年、百日ぜきに感染した人は408人で、2018年以降で最も多くなり、県が注意を呼びかけています。
6月8日までの1週間に届け出のあった「百日ぜき」の患者は52人で前の週より17人増えました。
2025年の累計は408人と、2024年1年間の33人を大きく上回り、2018年以降で最も多くなっています。
保健所別では長野市が最も多く、年齢別では10歳から14歳が215人と全体の53パーセントを占めています。
生後半年未満の乳児が感染すると、まれに死亡するケースもあります。
県は、早めに医療機関を受診することや、マスクや手洗いの徹底、ワクチンの接種などを呼びかけています。