北アルプス燕岳の山小屋直前で転倒　千葉県の男性が救助を要請　足首をねん挫か　長野県警のヘリが救助

資料・燕岳

北アルプスの燕岳（2763m）で7日午後、千葉県の男性が山小屋の直前で転倒・負傷し8日午前、長野県警のヘリで救助されました。

救助されたのは千葉県市原市の61歳の公務員の男性です。

警察によりますと、男性は5人パーティーで7日に安曇野市の中房登山口から入山しましたが、午後2時過ぎに稜線の山小屋を目前にした標高2700m付近で転倒し負傷しました。

8日午前7時前に山小屋を通じて警察に救助要請し、午前9時半過ぎに県警ヘリが救助して松本市内の病院に収容しました。足首をねん挫したとみられています。

燕岳は花崗岩の独特な山容や夏のコマクサ群落で知られ、登山者から「北アルプスの女王」と親しまれる人気の山です。