
青木政憲被告
長野県中野市で住民と警察官の4人が殺害された事件から5月25日で丸2年となりました。
きのうからの雨が上がった中野市の事件現場は、いつもと同じような朝を迎えました。
2023年5月25日、中野市江部で、当時70歳と66歳の主婦がナイフで刺されて死亡。急を聞いて駆け付けた中野警察署の当時61歳と46歳の警察官も猟銃やナイフで襲われて死亡しました。
自宅に立てこもった青木政憲被告(33)が翌日、逮捕され、その後、殺人の罪などで起訴されました。
調べに対し「ぼっちと馬鹿にされていると思っていた」と供述したということで、強い思い込みによる犯行だったとみられています。
住民:
「またあのような事件が起こらなければ良いが・・・」
「どうしてそういう事件になったのか、被告本人はどんな気持ちでいたかが気になる」
弁護士によると、青木被告は面会の際も事件や裁判について興味が無い様子だということです。
裁判は9月に長野地方裁判所で始まる見込みで、事実関係に争いが無いことから、被告の責任能力の有無や量刑が争点になりそうです。