
唐揚げと弁当などを購入
大学生2人は唐揚げと弁当などを購入―。
大学生2年生:
「総菜の方が楽だし、おいしいし、野菜買っても高いし。(弁当なら)お米をいっぱい買わなくても、食べたい分だけ買えるので」
綿半スーパーセンター権堂店・権田涼さん:
「家でやるよりもだいぶリーズナブルに総菜をそろえられると思うので、ぜひ活用いただければ」
■「自宅で料理するより安い」

ラ・ム―長野店(5月15日)
総菜が人気のスーパーは他にも。
長野市のラ・ムー長野店です。
人気の訳はその「安さ」。

ナポリタン(105円)
4個で108円のコロッケに、105円のナポリタン。
ハンバーグ弁当は213円です。
「自宅で料理するよりも安い」と評判です。

コロッケ(108円)
客:
「ここは安いと思う。だから来てるというのもある」
客:
「(コロッケは4個入って100円)すごく安いね。他はないもんね、こういうの」

総菜売り場(ラ・ム―長野店)
県内で「ラ・ムー」を運営する「西源」の総菜部門の売り上げは2年前から1.3倍に伸びました。
需要を取り込もうと総菜の種類を1.5倍に増やしたということです。
■「安さ」の秘密は?

調理場
「安さ」の秘密は?
「ラ・ムー」は県内に9店舗。総菜は基本的に松本市の自社工場で仕入れ、加工、各店舗への配送までを一括して行いコストを抑えています。
コロッケやフライなどは配送されてきたものを店内で揚げて提供。
人気のメンチカツやアジフライなどは、一つ69円で好きな個数を購入することができるため「無駄なく購入できる」と好評だということです。

山賊焼き
客(214円の山賊焼きを購入):
「鶏肉も高くなっているので(材料から買うと)同じくらいか、高くなってしまう」
客:
「(物価高で)何を節約するって食費かなと感じていて、野菜からお肉からお魚まで毎年のように上がっていくので、そこを一番節約しないといけないかな」
ラ・ム―長野店・丸山翔太店長:
「物価高という部分で、安さにお客さまが魅力を感じているのかな。種類豊富にとりそろえてますし、お財布にも優しいので、ぜひ食卓に利用していただければ」

ラ・ム―長野店
続く物価高。
家計への負担を減らすため「安い総菜」の人気はさらに高まるとみられ、各スーパーも
需要を取り込もうと力を入れています。