
資料 北アルプス槍ヶ岳
5月20日、北アルプスの槍ヶ岳で滑落し、山小屋に収容されていたドイツ国籍の51歳の男性が21日、長野県の消防防災ヘリコプターで救助されました。
救助されたのはドイツ国籍の無職の51歳の男性です。
警察によりますと、男性は5月18日、夫婦で上高地から入山していましたが、20日、槍ヶ岳から下山中に滑落して負傷しました。男性はメッセージアプリで他の外国人登山者に「滑落して右足首を負傷し、行動できない」と送り、受信した登山者が宿泊先の山小屋に知らせました。
山小屋から警察に20日午前8時過ぎに連絡がありましたが、強風のためヘリコプターは飛べず、北アルプス南部地区山岳遭難防止対策協会救助隊員が出動し、午前10時半ごろに男性を救助し、付近の山小屋に収容しました。
男性は自力で下山できず、21日午前10時前に長野県の消防防災ヘリで救助され、松本市内の病院に搬送されました。
男性は右腓骨骨折で重傷の模様です。