
鍋倉山トレッキングを体験した重盛アナウンサー(5月13日)
特集は北信濃・鍋倉山トレッキングです。残雪と美しい新緑、そして頂上からの絶景。この時期ならではの自然を満喫しました。

重盛アナウンサー(左)とツアー案内・美谷島孝さん
標高1288メートル、長野県飯山市と新潟県の境「鍋倉山」。
アナウンサー:
「こんにちは、よろしくお願いします。きょうは、どのようなかたちで楽しめますか?」
ツアー案内・美谷島孝さん:
「ちょうど新緑の季節です。このブナ林を見ながら谷筋を登りつめ山頂へ行きます」
山頂まで案内してくれたのは、山岳ガイド20年以上の美谷島孝さん(76)。
今年は雪が多く、最初からスノーシューを履いて出発です。
ツアー案内・美谷島孝さん:
「出発します」
アナウンサー:
「お願いします。行ってきます」

残雪とブナの新緑、青空のコントラスト
雪が残る沢沿いを歩いていきます。
アナウンサー:
「若緑色の葉っぱと、幹の白さがいいですね。春らしいです」
ツアー案内・美谷島孝さん:
「この時期にならでは“白に映える緑”。これは何とも言えないです」
残雪とブナの新緑、そして青空のコントラスト。
自然を満喫しながら歩いていると―。
ツアー案内・美谷島孝さん:
「この時期気をつけてほしいのは、こういう木が突然ぼーんと、雪解けで跳ね上がるんですよ」
雪の重みでしなっていた木が突然跳ね上がることがあり注意が必要です。

雪解け水
アナウンサー:
「なんか、いい音が聞こえてきてますね」
ツアー案内・美谷島孝さん:
「ちょっと触ってみます?」
アナウンサー:
「いいですか?」
ツアー案内・美谷島孝さん:
「淵は気をつけて」
アナウンサー:
「冷たい! 冷たいけど気持ちいい」

「根開き」
さらに登っていくとブナ林ならではの光景が。「根開け」です。
ツアー案内・美谷島孝さん:
「きれいな根開けですね」
アナウンサー:
「ちょうどだ円に雪が解けてきれいですね。これはどういう現象ですか?」
ツアー案内・美谷島孝さん:
「これは木が持っている体温と日光の輻射熱で周りを解かしています」