
資料 アスパラ
長野県の野沢温泉村は、ふるさと納税の返礼品アスパラガスの一部が隣接する飯山市で生産されていたとして、13日からアスパラガス分の寄付の受け付けを休止しています。
野沢温泉村によりますと、返礼品のアスパラガスは村内の農家6人が生産し、そのうち4人が飯山市の農地でも栽培していたことがわかりました。
一帯は市と村の境界が入り組んでいて、農地の整備や農道管理を村が実質的に行うなどわかりにくさもありました。
5月13日に生産者の報告で判明し、今後、必要な量が確保できない恐れがあるとして寄付の受け付けを停止したということです。
アスパラガスは村の農産物の返礼品では一番人気で、2025年度はこれまでに359件の寄付を受け付けました。
既に10件分は発送済みで、今後発送する約700キロも含め全て村内で栽培したものだということです。
返礼品を巡っては須坂市で産地偽装が発覚し、県内の全市町村が自主点検を実施。6市町村で不適切な取扱いが確認されていました。