
組体操の練習
16日も暑くなりました。長野市は28.5度まで上がり、今年最も高くなりました。来週も暑さは続く予想で、熱中症に注意が必要です。長野市の小学校では子どもたちが運動会の練習に励んでいますが、暑さ対策にも気を使っています。
16日の長野県内も季節外れの暑さになりました。長野市は最高気温が28.5度まで上がり今年最高に。県内16地点で25℃以上の「夏日」となりました。
日中、長野市では日傘をさす人や飲み物を片手に歩く人の姿が目立ちました。
この暑さで注意しなければいけないのが「熱中症」です。

合間に水分補給も
長野市立山王小学校では16日午後、5月31日に行われる運動会に向けた「組体操」の練習を行いました。
5年生:
「組体操が初めてなので、できるところまでを発揮できれば」
「楽しいです。成功した時とか、協力し合ったりするところが」
本番に向け子どもたちも練習に熱が入りますが…
担任:
「水分休憩取ります。水しっかり飲むのとシャツ出して空気入れてあげて」
熱中症対策は欠かせません。運動会の練習や体育の授業は、定期的に水分補給の時間を設けています。
児童:
「暑い、汗が滝のように出る」
「とても暑いです。水飲むと回復します」
山王小学校では、この時期から暑さ指数を確認していて、指数に合わせて屋外から屋内に変更したり、時間を短縮したりするなどの対策も行っています。
山王小学校の養護教諭:
「5月だから大丈夫ということはなく、熱中症は予防できると全職員大事に考えて、児童の体調面を十分に確認して無理なくやることを大切にしている」
この暑さはいつまで続くんでしょうか。
岸本慎太郎気象予報士:
「来週も気温が上がり、長野市は週の中ごろに30度に迫る日もありそうです。まだ体が暑さに慣れておらず、積極的な熱中症対策が必要です。特にこの先はジメジメして蒸し暑くなるので、のどの渇きを感じにくいです。時間を決めて、こまめに水分を摂りましょう。また、部屋の中も暑くなりますので、定期的に窓を開けて、部屋の中の熱や湿気を外に逃がしましょう」