
資料:御座山
長野県北相木村と南相木村にまたがる御座山(おぐらさん 2112m)で9日、大阪府の55歳の女性が下山中に転倒して重傷を負いました。
遭難したのは、大阪府和泉市の55歳の自営業の女性です。
女性は9日に5人パーティーで御座山に登頂して下山を始めていましたが、正午前、南相木村側の標高2000m付近でバランスを崩して転倒し、自力で歩けなくなりました。
同行していたメンバーが消防に救助を要請し、長野県の消防防災ヘリが女性を救助して佐久市内の病院に搬送しました。右足の骨を折る重傷ということです。
御座山は山頂部分が岩頭になっていて、晴れれば八ヶ岳連峰などの展望を楽しむことが出来、いわゆる「日本二百名山」にも選ばれています。6月にはシャクナゲの花も見られ多くの登山者が訪れますが、山頂近くの急な下りの箇所などは注意が必要です。